シーナック(C-NAC)はキャンシーのジェネリック?偽物?粗悪品?

アメリカで医薬品と認められているキャンシーに比べると、シーナックは胡散臭い偽物、粗悪品扱いが多いようです。次に多いのがペット用の目薬という位置付けです。
はたして実際はどうなのか!?

長文になるので、自分の判断を始めにお伝えしておきます。

シーナックの安全性・効果を信頼できると判断した理由
  1. アメリカ医薬品認可のあるキャンシーの成分に極似
  2. 違いは有効成分N-アセチルカルノシンの細かいスペックの違いと思われる
  3. 開発製造はインド有数の医薬会社インスタファーマ社で、インド政府が許可している医薬品
  4. 使用されている数字はキャンシーよりも圧倒的に多く、これまで事故の報告はない

シーナック(C-NAC)はジェネリックか

自分が購入している海外個人輸入サービスサイトの商品説明では次の様に書かれています。

■非加水分解カルノシン配合の白内障治療点眼薬ジェネリック。
ドライアイにも有効です。ペットにも共通で使えるドッククララスティルのジェネリックでもあります。《引用元》ベストケンコー シ-ナック

 

■シーナックは2012年にアメリカのFDAで承認された画期的な白内障点眼薬である、キャンCのジェネリック医薬品です。同じ有効成分Nアセテルカルノシン(NAC)が配合されていますが、お値段は据え置きでお求めやすい白内障点眼薬です。《引用元》くすりエクスプレス シーナック

 

どちらのサイトでもシーナックはマーク・バビザエフ博士が開発したキャンシーのジェネリック医薬品、という扱いになっています。

ちなみにマーク・バビザエフ博士が開発したキャンシー・クララスティルについて複数の追試研究、論文があること、つまり、エビデンスがあることをこの記事に詳しく書いています。
 ▶ キャンシーのエビデンス|効果と副作用ナシを証明した論文はある

シーナックがそのジェネリック医薬品であれば、効果、安全性も信頼でき、しかも価格は安い、といいことづくめですけどね。実際はどうなのでしょうか!?

自分としては、シーナックを試すに当たり、安全であることが確認できればいいと考えました。効果のほどは試せばわかるからです。
なので特許侵害とか、違法性については踏みこまず

  • シーナックはキャンシー、クララスティルのジェネリックか?
  • ジェネリックでないなら安全性に問題があるのか?

 

に絞って調査しました。結果的に特許侵害・違法性についても納得できる情報が見つかりました。

ジェネリック医薬品とは

始めにジェネリック医薬品について確認しておきます。

後発医薬品(こうはついやくひん)
ジェネリック医薬品(英: generic drug, generic medicine)とは、医薬品の有効成分そのものに対する特許である物質特許が切れた医薬品を、他の製薬会社が同じ有効成分で製造・供給する医薬品である。
新薬と同じ主成分の薬とも言われる。後発薬、GE薬といった略称で呼ばれることもある。先発の医薬品は先発医薬品ないしは先発薬と呼ばれる。

なお、医薬品の特許には、物質特許(有効成分)・製法特許(製造方法)・用途特許/医薬特許(効能効果)・製剤特許(用法用量)の4種類がある。

          ——引用元Wikipedia———-

 

文字色を変えた部分に注目して下さい。特許の種類が4つあります。
ジェネリック医薬品はそのなかの物質特許(有効成分)に限られているのです。

医薬品の有効成分そのものに対する特許である物質特許が切れた医薬品を、他の製薬会社が同じ有効成分で製造・供給する医薬品である。

 

特許は「N-アセチルカルノシン」そのものではない

上の引用文の特許に関する記述と自分が調べた範囲で判断すると、マーク・バビザエフ博士の特許は物質特許(有効成分)ではなく、製法特許(製造方法)と思われます。

「N-アセチルカルノシン」は古くからある化学物質ですから、物質特許は取れません。

マーク・バビザエフ博士の特許は「製法特許」に該当し、「キャンシー」「クララスティル」の有効成分N-アセチルカルノシンそのものではなく、N-アセチルカルノシンの製造方法が特許対象だと思われます。

シーナックのN-アセチルカルノシンが「キャンシー」「クララスティル」のN-アセチルカルノシンとは異なる製造方法で作られているのなら、正確にはジェネリック医薬品ではないです。
一方、特許侵害でもないことになります。

化学に疎いのですが、マーク・バビザエフ博士のインタビュー記事を読むと、N-アセチルカルノシンの浸透性を高めるための研究に時間がかかった・・・と話しています。同じ化学式で表す物質でも違う要素があるんでしょうね。その辺が特許の対象なのではないでしょうか。

 

使ってわかったことですが、キャンシーとシーナックは別物だ、とはっきり感じました。キャンシーはすぐに浸み込むというか、反応があります。刺激があるという表現にもなりますが・・・。シーナックはそんなことはありませんね。さし心地がソフトです。なので成分表記は同じでも、N-アセチルカルノシンは違うものだと思います。

 

シーナックはジェネリックではなく、特許侵害もないと思える

あれこれ調べた上で出した自分の結論です。

シーナックのN-アセチルカルノシンがキャンシー、クララスティルのN-アセチルカルノシンとは異なる製造方法で作られているようだ。それなら、正確にはシーナックはキャンシーのジェネリック医薬品ではないし、特許侵害でもない。

自分としては、あれこれ調べてこのような結論に至りました。

 

キャンシー、シーナックのは個人輸入サービスをしているベストケンコーくすりエクスプレスの商品説明でジェネリックと書いているのは「キャンシー、クララスティルと同じ成分で、同じ効果が期待できる目薬」という意味で、一般的でわかりやすい表現としてジェネリックを使っていると考えられます。

 

シーナックの安全性・副作用について

ここまで調べて、シーナックを試すために確かめたいことはその安全性です。医薬品として安全である、と判断出来れば試す価値あり、と思いました。どんな会社が開発製造しているのか・・検索しました。

シーナックのエビデンスは見つけられませんでしたが、シーナックはインドの製薬会社が開発・製造しており、インド政府が医薬品としての認めているのです。
当然、開発段階での効果・安全性の確認は為されているはずです。

シーナックを開発したインスタファーマ社とは

データが2013年のものでいささか古いですが、以下の情報があります。            

インスタファーマ社(INTAS)は腫瘍(がん)、リウマチ、自己免疫、腎臓、眼科及び血漿由来製品に基づく慢性疾患領域での研究開発を中心に全世界70ヵ国以上で販売実績があり、2013年の売上高は約650億円で、インド国内では12番手の製薬会社に成長しています。インド国内シェアは5%以上を占めます。

またインタスグループはすでに米国やオーストラリアの製薬会社とも提携し、今後は世界市場での展開拡大に向けて他の国々の企業とも手を組む方針のようです。

異常の情報から特に問題のある会社とは思えませんので、自分は「インスタファーマ社のシーナックはキャンシーとまったく同じではない、が、医薬品としてなんら問題がない。」と判断しました。

もうひとつ自分がシーナック使用に踏み切った理由があります。

 

シーナック使用者の圧倒的な数が示す安全性

それはシーナックを使っている人の数です。シーナックはインドを始め、周辺の最貧国の白内障患者の処方目薬として使われています。その数は欧米で使われているキャンシーをはるかに凌ぐ数字でしょう。

ベストケンコーくすりエクスプレス の説明には、これまでにシーナックの事故はまったく報告されていない、とあります。

ちなみにインド在住の知人によると、
「シーナックは薬局にはないよ。処方箋で病院でもらうみたいだよ。キャンシーはネットで手に入るけど日本の感覚で1万円くらいですんごく高いよ。」とのことです。

これで、自分はシーナックの安全性は確認できたと考えて試すことに迷いがなくりました。